身体重心道 統合型医療( Integrative Medicine )とは

 

 

東洋医療・西洋医療の統合型 鍼灸、手技療法とリハビリテーション

 

 身体重心道メソッドを利用したリハビリテーションを行う上でたいせつなことは、関節の安定性が身体の適切な機能性を維持する上で極めて重要であり、筋力強化、スタビリティー、筋骨格系の制御訓練は、機能性の向上、筋骨格系障害の予防、更には早期リハビリテーションに欠かすことが出来ません。

そのためには利用者はリラックスした心身状態で施術を受ける必要があります。座位保持、立位保持、重心移動など障害の状況に合わせてアプローチも変化します。

 

そこで・・・

 

身体重心道型 訪問リハビリマッサージとは

ひとりでは出歩けない、寝たきり、などの介助が必要な方のために、ご自宅まで訪問して身体重心道メソッドを用いた「リハビリテーション」「マッサージ」や「はり灸」を行う医療保険適応サービスです。

 

身体重心道型 訪問リハビマッサージとは 利用者様のご自宅(入所施設)にお伺いし日常生活動作の向上,機能低下の予防を目的として、 リハビリ・マッサージを行います。精神的なケア、痴呆の防止。利用者の生活改善により介護者の負担軽減効果が期待できます。

 

また、何よりも、患者にとって最良の恩恵( Patients' Best Interest )を与えうる医療の可能性を目標において、今日の医療の中心となっている現代西洋医学のシステムや方法論だけでなく、それ以外の医療システム、すなわち、東洋医学をも含めた、さまざまな相補・代替医療( Complementary and Alternative Medicine:略してCAM )のシステムや療法を、積極的に取り入れて、統合的な治療とケアをしていこうという医療のことを指しています。

 

具体的にいえば、病気の診断確定や、救急医療には、大いに現代西洋医学の医療と技術を活用し、一方で、対症療法的なアプローチでは解決できない、生活習慣病や慢性疾患、免疫性疾患などには、大いに、東洋医学も含めた、適切な相補・代替医療の知識や知恵、方法を、積極的に評価し選択して、活用していく、ということです。

 

  ホリスティック医学(Holistic Medicine)を、医学と医療の総論的な姿勢、すなわち、医の背骨に当たる「医の哲学」とするならば、統合医療(Integrative Medicine)は、より具体的で各論的なもので、東西医療の積極的な協力・活用の実際的方法といえます。

 

 

◇指圧の適応症

指圧は本来、病気にならないようにする為の予防医学的な意味合いがありますが、下記のような方に最適です。

1.肩こり・腰痛、色々な慢性症状のある方
2.原因がハッキリしない症状で苦しんでいる方
3.婦人科疾患・男性機能障害のある方
4.精神的な症状のある方
5.脳梗塞などのリハビリテーションが必要な方
6.健康維持に努めている方
                     7.ガンなどの末期症状のターミナルケアーとして

◇腹部診断

腹部を診断中の、きむら先生!指圧が医療行為として治療効果が高いのは腹部の治療をするところにあります。

日本では昔から「腹」にかんする言葉が多いのを見ても、腹部が如何に大事かが分かります。

例えば、「腹が立つ」「腹の虫が治まらない」「腹黒い」「腹に一物ある」「腹を割って話す」腹八分」「はらわたが煮えくり返る」など、沢山あります。

昔の古方の大家も『腹は生ある本なり、故に百病はここにねざす、ここを以って病を診するには必ず腹を候                                  う』、と述べています。

                             この腹部の診断のやり方を「切診(せっしん)と言い                                 ます。